61)桜の大木に空洞が出来ました

 桜の大木に枝分かれした部が朽ちて空洞になってしまいました。何か処置方法が有れば教えて下さい。

処置が必要です

 樹木の内部(材)は死んだ組織です。生きているのは皮の部分で、生きた組織で覆われていれば、死んだ組織は腐りません。御質問のように枝が枯れるなど生きた組織(皮の部分)が一部なくなると、そこから内部が腐ります。

 虫による食害や菌による腐食など、小さな傷であれば生きた組織が広がって塞がることもあるのですが、大きな空洞になると、難しいと思われます。つまり、だんだん腐って空洞が大きくなる事があります。

 ただし、腐りを遅らせることは出来ます。
 そのための方法として、まず空洞の中の落ち葉や木屑、泥のようなものを綺麗に取り除き防腐剤を塗ります。これを一年に二回ほど毎年繰り返すか綺麗に防腐した後、空洞に水やごみ等が入らないように塞いでしまうことが必要です。
 更に、空洞の上部の枝葉を元気に繁らせることにより、新たな材の部分を太らせ木が倒れたり、折れたりするのを防ぐことが出来ます。