肥料とマルチングについてですが、鉢内の乾燥を防ぐマルチングとして、良質の完熟堆肥と粉炭(無ければ炭を細かく砕いたもの)を混合します。
その中に、チッソ・燐酸・カリがバランス良く配合されている有機質の固形肥料(ホームセンター等で売っています)を適量(軽く一握りで充分です)混ぜ合わせます。
桜の花芽は夏場に形成されます。梅雨時期頃に施肥すると効果的なので、マルチング用完熟堆肥と粉炭と一緒に用いる事をお勧めします。
ただし、鉢内にマルチングをする場合は、厚さは3p以内、かつ根元部分の周囲は少し空けておいて下さい。
敷きワラも、鉢内の乾燥を防ぐために行うものですが、ワラ自体の養分は少ないので、それよりも堆肥と炭を混ぜ合わせたものが良いでしょう。
なお、日除けについてですが、桜は日当たりを好む樹木です。午前中に日が当たる場所であれば、日除けの必要はありません。