41)御衣黄桜に白いものが付いています

 御衣黄桜が白いものを出しています。3年生ぐらいの鉢植えで、この春は花を咲かせました。
 この白いものに触ると、すこしべたべたしています。

 10日ほど前に、鉢に化成肥料を少しまきました。このことと関連があるのでしょうか?また、これは大変に悪いきざしなのでしょうか?
カイガラムシによる被害です

 実際に見てみるときちんとお答えできると思うのですが、サクラ類・ウメ・モモ等に寄生する、ウメシロカイガラムシではないかと考えられます。

 通常年3回、5月・7月・9月頃ふ化し、多いときには樹幹や枝が真っ白になります。

 ふ化後すぐに、成虫になるために介殻を形成し始めます。動きは緩慢ですが、ルーペ等で拡大して見てみると確認できます(例えが悪くて申し訳ないのですが‥幼虫は白いダンゴ虫のように見えます)。雄の介殻は細長く、直径1oぐらいで樹幹や枝に密集して群生するので、白い粉がふいたように見えるのです。

 対処法です。

 大量に寄生すると樹勢は著しく衰えます。ふ化直後は、薬剤散布効果があるので、スミチンやオルトランを使用します。介殻形成後は、薬剤散布は効きません。

 鉢植えの御衣黄桜ですから、薬剤を使わずにブラシを用いて、樹幹に付いたカイガラムシをきれいにこすり落とし、落ちた虫を駆除する方法が良いでしょう。

 また、化成肥料との関連性はありません。