40)上部の葉が落葉しました

 直径50センチの鉢に高さ1m50cmの河津桜を植えてます。毎年、花も葉も元気です。実もなります。

 ただ今年は連休中にきれいに葉がそろった後に、5月下旬から木の上のほうについている葉が黄変して落葉し始めました。

 中ほどより下は大きな葉がでて、しっかり緑色なのですが、この後が心配です。

 肥料は豆かすを鉢の周辺に置き、毎週ハイポネックスを施肥してます。水遣りは雨が降らない日は朝一回です。

 花が散った後、3月ごろにに総合殺虫殺菌剤を一回撒いただけです。考えらる原因と対策案を教えて下さい。

根の吸水障害が考えられます

 今まで元気だった桜の上部の葉が黄色くなり落葉。葉や幹を調べてみても、病害虫ではなさそうである。
 このような場合、まず考えられることとして、根の吸水障害があります。
 樹高1.5mに対し直径50pの鉢であれば、本来充分な大きさなのですが、主幹上部まで水を吸い上げる一番太い根に水分が届かないと、このような症状を起こす事があるのです。
 対策です。本当は鉢から出して、根を調べてみるとよいのですが、時期的に難しいで場合、硬くて細めの長めの棒を1本用意して下さい。鉄筋棒などが使い易いと思います。
 この棒で、根の周囲から根の中心に向かって、斜めに4箇所ほど突き刺し、土に穴を空けて、中心の太い根まで水が届くようにします。
 その他、考えられることとしては、害虫による被害があります。この場合は、被害にあった葉を調べてみると、例え害虫を発見できなくとも、なんらかの形跡をたどる事が可能です。
 水やりは普段通り行い、西日を避けた場所に鉢を移動し、しばらく様子をみて下さい。
 葉が付いたまま枯れているときは、枝も枯れていることが多いので、切除する等の処置が必要ですが、葉が落葉したときは、樹が助かろうと自ら葉を落とすためです。
 樹勢が弱っていることには間違いないのですが、適切な対処を行えば、枯れない可能性が高いでしょう。
 また、今回の原因との関連性は低いですが、週1回のハイポネックスは、肥料過多です。桜には有機肥料をお勧めしますが、どうしても施肥される場合は、2週間に1回程度、薄めに水代わり程度で良いでしょう。