25)葉が赤くなり枯れ落ちます

 学校に咲いているしだれ桜の葉がどんどん枯れ落ちてしまっていて可哀相な状態です。
 葉の先の方がぷっくりとなって、赤くなりどんどんそこから枯れて、最後には黒く小さくなって落ちてしまっています。
 アブラムシが原因なのでしょうか?虫食いしていない葉も同じように枯れていっています。
  なにぶん、古い木なので、病気になるのは仕方がないかもしれませんが、
とても綺麗に咲く枝垂れ桜なので、何とかして助けてあげたいです。よろしくお願い致します。

サクラフシアブラムシによるものです
 植物が虫やダニに寄生され、細胞が刺激を受け異常肥大して奇形になったものを虫こぶといいます。この虫こぶを桜の葉に作るものの1つに、サクラフシアブラムシがいるのです。このサクラフシアブラムシは、夏期をヨモギに移住して過ごし、秋に再び桜に戻って越冬し卵を産下します。
 まず、確認していただきたいことがあります。縁がぷっくりと赤く膨れた被害葉(茶色く枯れてしまっている葉ではだめです)をナイフ等を用いてそっと開いてみて下さい。内部にアブラムシが寄生していれば、まず間違いありません。肉眼で確認できます。
 その際の駆除方法です。既にアブラムシが虫こぶ内に生息しているので、効果が低下しやすく注意が必要です。被害が一部の場合は、被害部の枝を剪定し消却処分、または少し大変な作業ですが被害のある葉を除去し同じく消却処分します。
 被害が全体に及んでいる場合は、浸透性薬剤のエストック乳剤1500倍またはオルトラン水和剤1000倍を散布して下さい。併用して、オルトラン顆粒を根元にまくと効果的です。
 なお、夏期はヨモギを宿主にするので、桜の周囲を除草する必要があります。また風通しが悪いとアブラムシが発生する原因となるので、落葉後に不要な枝を剪定して下さい。