22)葉が膨らんでいます
 今日、枝垂桜の葉が膨らんでいるのに気づきました。葉のふちの辺りにぷっくりと膨らんでいます。色は、葉と同じモノと赤くなっているものもありました。
 かなりの広範囲にあるようです。葉には、虫食いの跡もあります。
 病気になってしまったのでしょうか?
アブラムシによるものです
 春に萌芽した新葉が縮んで膨らんだように見えるこの症状は、アブラムシが柔らかい新葉の裏側に大量に集まり吸汁したためなのです。
 アブラムシ類も細かくは十種以上あり、葉の一部が赤く色づいているとのことですから、サクラフシアブラムシまたはサクラコブアブラムシの可能性が高いと思われます。被害にあった葉は、早期に脱落してしまうので桜の成長に影響が出たり、アブラムシの分泌物でスス病を併発したりすることがあるので注意が必要です。
 まず原因です。

 桜は昨年植えられたか、今年移植された等なんらかの理由で環境が変わったのではないでしょうか?アブラムシの発生原因の多くは、環境の変化により樹勢が衰えた事によります。また、風通しが悪い、日照不足も原因となります。最近植えられたり、移植されたのであれば、防除・駆除をきちんと行えば、来年の被害は抑えられるでしょう。
 次に防除および駆除方法です。

防除の場合は萌芽直前に、駆除の場合は最低半日ほど晴れている日に、薬剤散布をしてください。 アブラムシ専用の殺虫剤(エストック乳剤1500倍など)が効果的ですが、葉の食害(毛虫などによる)もあるとのことですから、スミチオン乳剤やカルホス乳剤など一般に市販されている殺虫剤に展着剤(薬剤が流れ落ちにくくするため)を加えて1000倍液で散布されるとよいでしよう。7〜10日後もう1度散布します。