21)接ぎ木の仕方を教えてください
 接ぎ木のやり方を教えてもらえますか?来年試してみたいと思います。よろしくお願いします
台木と穂木の相性が大切です
  接木の利点は若くて元気な台木に、老木で樹勢の衰えた母樹の穂木を接ぐ事が出来る事です。
 桜は台木と穂木の相性がとても大切です。一般的には、ヤマザクラ又はオオシマザクラの苗齢1年〜2年生の実生苗(種から育てた苗)を台木として用いると活着が良くなります。ただし、ヒガンザクラ、シダレザクラはヒガンザクラに接ぐと活着が良いようです。園芸店で販売されている苗木は既に接木苗なので、台木としては不適です。まずは実生苗を育てられるか、育てている方から分けてもらう必要があります。園芸店に実生苗は流通していません。
 次に接ぎ方です。

 穂木は新芽がまだ堅い冬期間に、なるべくしっかりとした葉芽のたくさん付けた枝を採取し、切り口に水を含ませた布を巻き、ビニール袋で密封し、冷蔵保存しておきます。接ぐ時期は早春、まだ桜の芽が動く前に行います。芽が活動を始めてからでは遅すぎます。
 台木は植えたままの状態で、根元5p位を接木ナイフで切断して下さい。樹木は外側から内部に向かい、樹皮→形成層→木部があるのですが、樹皮のすぐ内側の形成層に切り込みを入れます。
 穂木は葉芽を2〜3芽残し、その芽の下から3pくらいを残し切断します。次に穂木の形成層が台木の形成層と密着するように、穂木の樹皮の一部(台木の切り込み幅に合わせる)をナイフで平面にそぎ切りします。
 互いの形成層がぴったりと合うように、台木に穂木を差し込みます。この上から接木テープを切り口が乾燥しないようにぐるぐると多めに巻き付けて完成です。
 接木を成功させるコツは、台木と穂木の形成層がきちんと密着していることです。