20)挿し木の仕方を教えてください

 私の家には古い桜の木があるのですが、年々弱ってきて花の数も減ってきています。もともと湿気の多いところのためかもしれません。

 別の場所に挿し木などをしてもう一度育ててみたいのですが、今まで椿などの挿し木は失敗しています。自信がありませんが、いわれのある大事な桜なのでこのまま行けば枯れてしまうのが残念です。
 いつごろの時期に挿し木をするのがよいでしょうか?土は園芸用の配合されている土でもいいですか?また何日ぐらいすれば根付きますか?初心者でも手入ができる方法があれば教えてください。

3月〜4月上旬頃に挿しましょう
 桜の場合は、勢いのある新梢が緑色から茶色に変わる時期(3月〜4月上旬頃)に、前年枝の充実した枝を挿し穂として用います。
 用土は通気性が良く、排水性が良く、肥料分の無い新しい土を使用します。一度使用した古土は、雑菌が多く不適です。鹿沼土小粒又は赤玉土小粒を単体で用いて下さい。また、挿す際にルートンなどの発根促進剤を切り口に塗ってから挿すと活着が良くなります。
 1〜2ヶ月を目安に観察して下さい。活着しない場合はすぐに枯れます。また、発根しても枯れてしまうこともあります。

 桜の挿し木は非常に難しく、園芸品種はほとんどが接ぎ木です。挿し木繁殖は台木をつくる場合や、フジザクラなど挿し木が容易な一部の品種で行われています。 できれば技術的に少し難しいのですが、挿し木より確実な接ぎ木のほうがよいと思います。