2)桜が大きくなりません
  今年4月に服部緑地の植物市で楊貴妃桜(高さ50センチ程)を買い、毎日水遣りをし、2週間ほど前にはマグファンプKをほどこしました。
 大きめのプタンターに植替えましたが、大きくなる気配(上に伸びない)がありません。
 葉は大きくなり、幹からは芽もたくさん出ているので、木が死んでいるとは思えないのですがどうしたらいいのでしょうか?
しばらく様子をみてください
  樹木に最も大切な肥料の3要素は、窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)です。窒素は葉や枝、リン酸は花や実、カリは根を育てるのに必要な成分です。

 枝が成長しないということは、窒素成分の不足も考えられるのですが、葉は大きく、芽もきちんと付いているということですから、もうしばらく様子をみられたほうがよいと思います。

 なお、マグアンプKは科学的に作られた緩行性の無機質肥料です。花苗などには適しているのですが、桜などの樹木には、油粕、骨粉、鶏糞などを混合した有機質肥料を施されたほうがよいでしょう。

台木に問題がありそうです
  楊貴妃の学名のMollisは柔らかいという意味で、色合いは絶品というべき桜です。 さて、この楊貴妃桜、もっと伸びればよいのですが樹高が2〜3m止まりです。いかんせん美人薄命といいますかそんなに生育はよくありませんが、かといって樹体が何かの病気にかかるほど弱い品種でもありません。

 原因は台木のほうにあると思われます。
 湿気を切らさないと半死半生で生きている、新梢が伸びない、というこの症状は桜の台木としてよく使われるアオバザクラ(別名:真桜)が、未確認の病気に犯された現象に似ているので、来年には枯れる可能性もあります。

 できれば、冬まで何とか枯れないように育てられ、来年早春に新しい台木に接ぎかえたほうがよいでしょう。