サクラワークショップ活動日誌
N0.2

「全国さくらシンポジウムinくにたち」
平成14年4月5、6日

シンポに参加したメンバー。たくさん刺激を受けました
 東京都国立市で開かれた「全国さくらシンポジウムinくにたち」に、サクラワークショップメンバーの堀内リーダーをはじめ、紙谷、千代、飯野、能登、鍛冶、宮田、中谷、船屋の9人が参加しました。
 国立市は、一橋大学のあ
る学園都市として栄え、昭和9、10年に植えられた桜は市のメーンストリート学園通 りを見事な桜のトンネルとなって市民に親しまれています。
 しかし、環境の変化などで傷つき弱りを見せ始めたため、8年前からボランティアグループ「桜守」という組織をつくり、地域ぐるみで桜を守っています。
 その活動の中から植物、動物、そして物を大切にするという精神が培われるのでしょう。ある小学生は「ぼく、今日の学校の行き帰りに桜の根を踏まなかったよ」と笑顔で話しました。そうです。桜は根を踏みつけられるのが、弱っていくもとになるのです。「桜守」では、桜の根元半径2メートルくらいにムラサキハナナを植え、木を守っているとのことで、街のあちこちで紫色の花が見られました。
 分科会では発表やパネルディスカッションが行われ、貴重な意見をたくさん聞いてきました。来年は神話を桜といで湯の町、島根県木次町で開催されます。

 
翌6日は、山梨県の桜を視察しました。まず、桜の3大名木(淡墨桜、大滝桜、神代桜)の一つ、実相寺境内の山高神代桜を見ました。品種はエドヒガンザクラで、幹の大きさは日本最大、樹齢2000年といわれているそうです。大きな幹は痛々しいほどに手入れがしてあり、守る人たちや桜の命を痛切に感じました。
 途中、実原(さねはら)地区の甲斐駒岳を背景に桜並木が映え、言葉にならない美しさでした。
 次に向かったのは、小淵沢神田(しんでん)のオオイトザクラです。樹齢800年、かわいいスズランのような花を付けた枝垂れでした。見る方角により、バックには八ヶ岳、富士山、電車・あずさ号と、楽しませてくれます。田んぼの真ん中にポツンとある1本の桜に全国からたくさんの人たちが押しかけ、写 真マニアもたくさんカメラを構えていました。地元女性グループによる出店もあり、手作りの漬物などが販売されているほか、甘酒やお茶が振舞われていました。
 たくさんの桜を見て、富士山を背に帰路につきました。最後にたどり着いたのは、われらがコラーレの枝垂桜。我々が取り組んでいる桜でいっぱいの黒部市づくりのシンボルを見て、桜を守っていきたいと思いを強くしたのは私一人ではなかったと思います。
(鍛冶悦子)

 

 
山高神代桜  

甲斐駒をバックにした桜並木

 

神田オオイトザクラ