黒部のまちづくり

日本一の桜守が協力

佐野藤右衛門氏

桜の杜

 花いっぱいのまちづくりを目指す私たちに、強力な助っ人が現れました。京都・円山公園の桜守、第16代佐野藤右衛門さんです。「人間の都合に自然を合わせてはいけない。黒部の地にあった桜を植えることが自然への思いやり」という佐野さんの話は、私たちのその後の植樹を方向付けるものでした。

 佐野さんの協力で98年、アクアパークに「桜の杜」が誕生しました。佐野さんが育てた京都・円山公園の実生桜を、「桜の杜」に植えたのです。アクアパークは名水の里のシンボルとして黒部市が整備したものですが、桜植樹の活動に賛同したことから、桜と名水の出会いの場として「桜の杜」を作りました。これはその後、都市緑化基金が主催する「緑のデザイン大賞」を受賞しました。


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