エッセイ私と桜
 

桜に夢見る中年

 
黒部市新幹線建設課
中谷 松憲
 
青年も17年の歳月が流れ…↓
現在、とっても貫禄のある“素敵な壮年”になられた、まち協事務局前任者の中谷さん。次回満開の桜の下での同窓会が楽しみですね。
 「花より団子」「作文大嫌い」の私に、あとが恐ろしいことを承知で、後任者が折り入っての依頼ということでエッセイを寄せることになりました。桜に関することと言われても、桜の知識も作文能力もないので、ただ単に思い付きだけで書かせて頂くことをお許し願いたい。

 桜と言えば、節目の時の花という感じがある。思い出とすれば、平成14年11月30日に、黒部まちづくり協議会サクラワークショップ主催の小学6年生卒業記念桜植樹の中で、私と同級生数人で壮寿の記念植樹したことである。スタッフの格別な配慮で、 黒部市 総合体育センター海側で「風の塔」のある花見の広場という一等地に植樹させてもらった。

 久ぶりに会う同級生とは、20数年間の容姿の経過を感じながら、童心にかえって方言丸出しで会話した。

「この桜の木の品種は何よぉ」「わからん!」

「たまには見に来いよぉ」「お前もな!」

「木が一番見良いのは、孫がおる時かぁ」「おらどま生きとるか知らんじゃぁ!」

「ちゃんと植えれまんよぉ」「お前もな!」

「寒いのぉ、かなわんのぉ」「年寄りになっても花見したいのぉ」

 私達のたわいない会話で植えられたこの桜も、壮寿の「厄」を背負いながら、開花する「役」として、桜の名所の一本になることを願うものである。

 桜の名所と言えば、パソコンで検索すると「桜百選」なるものがあり、この黒部も全国に認められる桜の名所になりたいものである。もともと黒部は、桜に関する歴史が古く、由緒あるものが存在している。

 ここから、私の夢物語をいくつか言いたい。それは桜の案内ボランティアを育成して、桜の博物館を建てたいのです。そして、その博物館には桜の全品種の盆栽が常時展示されており、一年中開花する桜を研究されている。専門家に言わせると邪道かもしれない取り組みだと思うが、つい21世紀の花咲か爺さんを想像してしまいました
 

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