エッセイ私と桜
 

桜つれづれなるままに

 

うしのいえMOOガーデン

石川 直子
 

富山湾が一望できる素晴らしい大自然の新川育成牧場。サクラWSと卒業生の親子が植樹した桜が見える「うしのいえMOOガーデン」で、キラリと光る存在の物販担当チーフ石川さん。美味しいMENUと、そして、もう一度訪れてみたくなるとびきりの笑顔で、皆さんを迎えてあげて下さいね。

  桜といえば、日本人に一番愛されている植物ではないだろうか? 入学式には満開の桜を背景にチューリップを手にした写真など、誰でも一枚は持っていたりする。

 例外なく私にとっても大変に身近で愛しい植物である。幼少の頃、桜並木の近くに住んでおり、毎年春になるとそれは見事な満開の桜を見ることができ、スキップをしながら通学していたものである。

 それが、桜の花弁が全て落ち夏休み近づく頃、桜の葉という葉に黒い毛虫が付き、桜の木の下を歩く時は、落ちた毛虫を踏まないよう、落ちてくる毛虫に当たらないよう気を付けなくてはならない。

 通学時にランドセルと背中の間に毛虫が落ちてきたならば、被害者は泣き叫び落ちている毛虫を踏みまくりながら、一気に桜並木を突っ走る事になる。

 桜の品種にもよるのだろうが、ものによっては桜の実が黒くなり食べることができ、その実をとるため木に登り、木から落ちて捻挫したこともある。

 今思い返しても、桜の葉につく多量の毛虫は気持ちが悪いが、春満開の桜の美しさには顔がほころぶ。

 私の働く新川育成牧場では、少し遅咲きの八重桜がゴールデンウィーク前後で満開をむかえ、見る人を楽しませてくれる。牧場の八重桜を見ては、そんなことをつれづれと思い出し、軽くノスタルジーに浸るのである。

 たまには、それを逆にとり、「桜を観賞する人が何を考えているのか」を推測してみるのも面白い。 
 

トップページへ戻る