エッセイ私と桜
 


「桜・スマイル」

 
  黒部市商工観光課 藤田信幸
 
 


黒部市と姉妹都市のアメリカ・メーコン市。藤田さんは97-98年、メーコン市役所などでインターンとして勤務していました

  この写真は、私がインターンをしていたメーコン桜祭り実行委員会のグリーティングカードです。真ん中で眼鏡を掛けているのが私です。
 明るく笑うことができず、「スマイル、ノブ!」とみんなから言われ、何度も撮り直しました。思いっきり笑ったつもりがこの程度です。
 日頃から感情を表に出すのが恥ずかしい私はよほど無愛想だったのでしょう。メーコンの友人たちから「具合でも悪いのか?」と言われたものです。それでも、明るく陽気でウラ・オモテのない率直な彼らと暮らし、温暖なジョージアの気候も手伝ってか、桜の咲く頃には自然な笑顔ができるようになりました。
 どれだけ心で思っていても、態度や行動や表情に出さないと相手には伝わりません。人種も言葉も考え方もまちまちなアメリカだからこそ気付かされたことでした。
 黒部とメーコンは桜を通じた交流を続けています。帰国後もそのお手伝いができるのは私にとってとてもラッキーなことです。メーコンの友人達に会うたびに、改めて彼らの陽気さに圧倒されます。暗いことの多いご時世。自分自身、何かと困難なこともありますが、(嫌々買わされた?)ピンク色のジャケットを見るたびに、メーコンの友人たちの「スマイル、ノブ!」という声に励まされています。何事もプラス思考で人生を楽しみたいと思うこの頃です。

 

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